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いぬもねこも大好きです。「ねこ預かりボランティア」をしています。


by ひーまま
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愛護センターの仔猫たち・・・

昨日清掃ボランティア&運搬ボランティアで、千葉県動物愛護センターへ行きました。
午前中は清掃ボラは7名で作業しまして、いつもの半分(だいたいは4時間くらい)2時間で2つの部屋(選定室と仔犬部屋)を綺麗に出来ました。それでも、汗だくです・・・この季節からは本当に熱中症の危険がありますので、2時間くらいが限界ではないかと思います。多くの手が集まれば短く済みます。
着替えと水分補給のものは持って行ってください。

清掃後、気にかかっていた猫の状況を見てきました。
※犬の状況などは「愛護センターレポート」をご覧ください。
愛護センターの仔猫たち・・・_a0164292_2075344.jpg
「譲渡室」と書かれた部屋に猫は3段に分かれたゲージを2つならべたものの、下4部屋に入れられていました。
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目算でも30頭はいました・・・行くたびに増えています・・・
でもここにいる子達は「譲渡用」ですので、ここで生き延びて誰か貰い手がつけば、ここを出れます。一刻も早く出してあげたい・・・
トイレにと作ってある箱にも猫は入っています・・・
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茶白の子は目が開きませんでした。猫風邪をこじらせ、腫れあがったまぶたで目が開けずにいました。
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きちんと点眼し、抗生物質で処置すれば初期の風邪は治るのに、ここまでひどいと・・・。また周りの子に猫風邪が移ることもあります・・・今は綺麗なお目目の子達のことも心配です。でもくしゃみをして鼻をたらしている子は見た限りいませんでした。
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この子たちは先ほどの子たちより週数が若く、おそらくまだ離乳するかどうかの子たちです。母を求める「にゃー!」という声に胸が締め付けられます。
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白いロシアンブルーのような子はこの多くの中から選ばれて貰われて行きました・・・どうか幸せに!!
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キジトラ(キジ三毛?)は一生懸命鳴いて、一生懸命アピールします。こうして前に出て、いっぱい人にアピールすることで目立ち、人懐こいなら、貰われる可能性も出ます。本能的に分かっているのかもしれません。
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トイレに固まって出てこない子たち。サビ猫さんたちです。サビ猫はほぼ「メス」です。サビ柄が好きな方も多く、ねこ親会でも人気があるので、譲渡会に出れば・・・でもすごい数です・・・
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今回「すずらん」の募集で「キジトラ好きです」という方も多かったので、この子たちもここを出ればほしい方も多いと思いますが・・・やはり風邪で目がひどい状況の子もいました。

私は本当は今日ここから2匹でも引き出そうかと思っていました・・・
でも、また「すずらんとロア」たちの仲間(仔猫3匹)を預かる予定が入ってしまいました。
ロアとすーと、その3匹・・・もう、これ以上キャパが無く、泣く泣くあきらめました。。
無力さに襲われています。

帰宅してから、やっぱり引き受ければよかった・・・そう今も思います・・・
あなたたちと、道端で出会いたかった、そうしたらまよわずすぐ連れ帰るよ・・・

猫たちはすべて持ち込みです、飼い主であり、また庭に野良が産んだ子の場合もありますが、すべて「不要」とされた子達です。
離乳前の赤子もいます。でも、離乳出来ない子はすぐ処分になります。
だからこの写真に写された子達は生き延びている子です。多くの命がすぐ消えてしまいます。

センターの収容情報に載るのは、負傷して保護された猫などです。「収容された子はいません」と表示されていても、実はこんな子達が山ほどいます。

これが哀しい現実です。

※写真提供 翔ママ ありがとうございます。。

★追記★
センターはけして「絶望の施設」ではありません。
限られた職員さんたちで、頑張っています。
そしてそこにボランティアや個人の方が支援の手を差し伸べ、協力をしています。
少しずつ状況も改善されていて、センターに行くたび、感心しますし、次に来る時は「私もあれを持ってこよう!」とアイデアが浮かびます。
みなが少しずつ変わろうとしています。

また、この日は譲渡会もあったのですが、多くの家族が来ていて驚きました。
どの子にするか決めた後、講習会に参加する方々、熱心に参加されていました。
そして選んだ犬や猫と帰るご家族の笑顔・・・幸せそうにしっぽを振る犬の姿に、私は嬉しく思いました。
大人の犬を選んでくれたご家族には「ありがとう!」って思いました。
わんこには、「幸せになってね!」そう思いました。

他、子どもたちに保護犬のことを知ってもらうための「デモ犬」たちにも逢えました。
なつこく優しい子たち。保護犬たちにもこうして役目を持って違う犬生を送るものもいます。

仔犬舎のお掃除を頑張ってくれるおばさん、犬猫たちの健康管理を頑張ってくださるT先生、多くのボラや一般の方を優しく接待してくださる職員の皆さま、センターは絶望ばかりではありません。

ぜひ、一度はセンターに足をお運びいただき、実際にみなさんに逢ってもらえたらな~って思います!

変らなきゃ!
何かを、誰かを変えたいなら、自分が変わらなきゃ!ですね・・・
まずは知ることから・・・

by hi_mama825 | 2011-05-27 20:53 | 千葉県動物愛護センター